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今朝、寒くてベッドから出るのに1時間かかった川下です。(>_<)

 

電子帳簿保存法が2年、実質的に延期になった一番大きな理由は、

「デジタル化に逆行することが予想されるから」ですね。

 

「紙でやったほうが早いよ」

「紙でやったほうが間違いないよ」

ということです。

 

電子保存するときに年月日・取引先・金額を手入力させる二度手間だったり、

規程を作ったり、新しいシステムと契約したり、タイムスタンプだったり、

「効率化」に逆行するような要件がいろいろありましたからね。

 

どうなればいいのかというと、

電子請求書から電子保存までクリックだけで済むようにしないといけないだろうし、

クリックも2~3クリックで完了するような仕組みにしないと難しいんじゃないかなと思います。

 

というわけで、国が何もしていないかというと、そういうわけでもなくて、

令和5年10月のインボイス制度導入に向けて、電子インボイスの標準仕様の策定はしています。

「電子インボイス推進協議会」(EIPA)という組織で、

国際標準規格「Peppol(ペポル)」をベースとする仕様を策定していることです。

 

えんとつ町のアレと混同しそうな名前ですね。(^-^;

 

ちょっと私も勉強不足なので、ここらへんはまた勉強した上で書きたいと思います。

とにかく、電子帳簿保存法導入の失敗をいい経験にしていい仕組みを作ってほしいものです。

 

そして、この事実が意味すること、

それは、税理士の記帳代行が価値を持たなくなる時代が着実に近づいてきている、ということだと思います。

税理士はそんな時代の中でどう生き延びていくべきか、いろいろ考える必要があるようです。