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相続税の節税対策はいろいろあります。

その中でも、金額的な効果が特に大きいのが「アパート投資」です。

今までもこのブログで書いてきたので、その効果は省略させていただきます。

不動産(特に更地)を持っている資産家にとってアパート投資は一番の対策です。

そのメリットについてあげてみます。

1.相続税の節税になる。

2.アパート収入による現金が得られる。

3.何もしなかったら固定資産税の負担だけが発生するところ、アパート収入でまかなえる。

いいことがいくつもあります。

 

しかし、当然、注意点もあります。

あげてみます。

1.アパート経営の経営者になるので、管理が必要。

2.大きなローンを次の世代に引き継がせることになるので、家族の理解が必要。

 

特に、アパート経営は経営者としての力量が求められるようになってきています。

1.定期的な大規模修繕のための備え

2.空き室対策

3.ハウスメーカーの一括借上げの契約見直し

アパートは建てたら終わり、ではなく、その後のリスク管理が欠かせなくなっています。

さらに、相続が発生してしまったら、その後の経営は家族が引き継ぐことになります。

生前の間に、アパート経営のノウハウを引き継がせておくことが必要です。

 

そういった注意点を理解した上で、アパート投資をしていかなければなりません。

 

アパート投資は効果が高い反面、リスクも少なからずついてきます。

ちゃんと理解をした上で、行う必要がある、難易度の高い節税対策です。

しっかり勉強していくことが必要だと思います。